SDGs持続可能な社会を目指して

持続可能な社会を目指して

PROJECT豊和は、染色・洗い加工業を通じて、
国際目標であるSDGsに取組んでいます

SDGs

持続可能な
開発目標SDGsとは

2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。
持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取組んでいます。

外務省ホームページ「SDGsとは」

SUSTAINABLE MOVIE持続可能なジーンズ加工会社を目指す
豊和の取り組みの一部を
動画でご紹介します

資源(水使用量)の削減・効率化に
取組んでいます。

資源利用料(水使用量)の削減・効率化に取り組んでいます。

ジーンズを魅力的にする要素の一つが、生地表面における色の変化です。私たちは、縫製された製品に「洗い」「染色」という加工を行い、それらを表現しています。
「洗い」は、糊や汚れを落としたり、薬品などを使い、色を落としたり風合いを出したりする作業です。「染色」は、染料などを使い色を付ける作業です。
生地に石を当てることにより、ユーズドの風合いを出す「ストーンウォッシュ」など製品加工だからこそ出せる魅力があります。
「洗い」「染色」ともに大きな水洗機を使用し、大量の水を使用します。
私たちは、水をほぼ使わずオゾンの強力な酸化作用で色を落とす方法の活用を広げることなどを通して、水の使用量の削減を目指しています。

  • SDGs6.安全な水とトイレを世界中に
  • SDGs9.産業と技術革新の基盤をつくろう
  • SDGs12.つくる責任、つかう責任

化学物質使用量の把握と削減、
化学物質の安全性に関する情報伝達のため
SDSにより管理しています。

化学物質使用量の把握と削減、化学物質の安全性に関する情報伝達のためSDSにより管理しています。

デニムの脱色剤として一般的な塩素系の薬品ではなく、環境にやさしい糖類を使用した「エコブリーチ」を開発した他、以前より環境負荷を低減する取組みを行ってきました。近年は、従来の加工において、薬品の使用量を減らす取組みや薬品の代わりにオゾンを活用する取組みを通して、化学物質の使用量の削減を目指しています。

※SDS(Safety Data Sheet)とは、化学物質の危険有害性情報を記載した文書のこと

  • SDGs3.すべての人に健康と福祉を
  • SDGs6.安全な水とトイレを世界中に
  • SDGs9.産業と技術革新の基盤をつくろう
  • SDGs11.住み続けられるまちづくりを
  • SDGs12.つくる責任、つかう責任
  • SDGs14.海の豊かさを守ろう

事業における汚水の排出を法令の
基準内に抑制しています

事業における汚水の排出を法令の基準内に抑制しています

私たちの生産工程で発生する排水には、「洗い」「染色」で使用した化学物質、繊維くず(主に綿)、「ストーンウォッシュ」で使用した石の細かいくずなどから構成される汚泥が含まれます。
汚泥は、自然に沈殿させる方法、薬品を使い凝縮させる方法など複数の過程を経て、水と分離させます。 分離した汚泥は、乾燥させた後に、外部業者の手で堆肥に作り変えられています。
分離した水は、残っていた不純物を微生物で分解し、最後に光酸化水処理装置を使い殺菌、有機物の分解などを行い、外部に排出しています。
こうして一般的な水質指標であるBOD※1、COD※2などの項目において、法律及び条令の基準よりも厳しい自社基準を設定し管理しています。

  • ※1BODとは、生物化学的酸素要求量のこと。水中の有機物などの量を、その酸化分解のために微生物が必要とする酸素の量で表したもの
  • ※2CODとは、化学的酸素要求量のこと。水中の被酸化性物質量を酸化するために必要とする酸素量で表したもの
  • SDGs3.すべての人に健康と福祉を
  • SDGs6.安全な水とトイレを世界中に

社内、社外の両方において、
学ぶ機会を提供しています

社内、社外の両方において、学ぶ機会を提供しています

私たちの事務所の近くの小学生、全国のアパレルの専門学校生などに対して、工場見学を行っています。後日いただく感想では、見学者それぞれが加工の難しさ、働くことの大変さなどを感じてくれているようです。一方、普段加工した商品を使用してくださる方々との接点が少ない私たちにとっても、見学者の感想や機械に驚くなどの反応は、新たな気づきを得る機会となっています。
社内においては、商品知識研修の実施、繊維製品品質管理士、ジーンズソムリエなどの資格取得の推奨などを通して、社員がスキルを向上させて、意欲的に仕事に取組む環境づくりを行っています。

  • SDGs4.質の高い教育をみんなに